西武松井稼頭央新監督(47)は、来月2日から埼玉・所沢の球団施設で始まる秋季キャンプで、参加選手をグループ分けし、課題を明確化させる考えを明かした。

フェニックス組も合流する同キャンプについて、「しっかりと分けて。特化してやりたい部分もある」と説明した。

昨年は一部主力、リハビリ組らを除き、基本的にはチーム全体でメニューをこなしていた。しかし、今秋はシートノックなどの実戦的な練習以外は、A班、B班と分ける方針。人数を絞ることで時間、量を確保し、より個々のテーマに向き合って、課題を克服させていく。

さらには競争を加速させる狙いも含まれる。キャンプ途中での「入れ替えは出てくるでしょうね」といい、「競争意識も大事」と強調。対外試合がない中で、生き残り、向上心をあおる環境をつくる。鍛錬、そして勝負の秋となる。

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