ロッテは4日、中村奨吾内野手(30)が今季中に取得した国内FA権を行使せず、来季も残留すると発表した。

兵庫県出身の中村奨は天理(奈良)から早大を経て、14年ドラフト1位でロッテに入団。今季までのプロ8年間で通算991試合に出場し、18年から21年は4年連続全試合出場。21年からはキャプテンを務め、不動の二塁手としてチームの中核を担ってきた。

中村奨は球団を通じ「FAを行使せずに残留をすることを決めました。松本球団本部長の熱い思いを聞かせていただき、残る決意が固まりました。マリーンズに縁があって入団させていただき今年で8シーズンが終わりました。まだ優勝できていないので、このチームで優勝をしたいという思いが強いですし、今はその思いがより強くなりました。吉井監督にも残留をする旨をお伝えした時『ヨッシャー、頼むぞ!』とすごく喜んでいただき、うれしかったです。チームの勝利に貢献できるよう頑張ります」とコメントを寄せた。