中日大野奨太捕手(35)が10日、ナゴヤ球場で契約交渉に臨み、600万円減の2200万円で更改した。今季は8試合に出場し、6試合で先発マスク。大野雄、柳とも組んだが、上田、橋本ら若手投手の先発をフォロー。「2軍で組んできた投手が活躍したのはうれしい」と減額の中にもベテランとしての収穫を口にした。

楽天嶋が現役引退し、広島白浜が戦力外通告を受けたため、現状では球界最年長捕手に。「試合に出て勝つことが一番の評価。そういう試合を作れるのが一番。1日1日、勝負しないといけない年齢。チームが勝つためにどうするか考えていきたい」と来季15年目のシーズンへの意気込みを語った。(金額は推定)

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