日本ハムの新球場が公認野球規則の定めを満たしていない問題について、日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長が言及した。

11日に、オンラインで取材に応じた同事務局長は「月曜日の会議で(日本ハムから)なんらかのご説明があると認識しております。他の球団さんもそういう認識だと思います」。14日に行われる臨時12球団代表者会議で、今後の対応について議論をかわす予定。「まずはご説明を伺わないと、(他の)球団も判断できないんじゃないかなと思います」と説明した。

北海道・北広島に建設中の「エスコンフィールド北海道」のファウルゾーンの仕様が規則の定めを満たしていないことが発覚。本塁からバックネット側フェンスまでの距離が約15メートルで、60フィート(18・3メートル)以上必要とする同規則に抵触すると、7日の12球団と日本野球機構による実行委員会で指摘を受けた。新球場の工事は既に約95%を終えており、日本ハムは「現在、球団内で対応を協議しております」としていた。