巨人は13日、会田有志ファームディレクター(38)と円谷英俊スカウト(38)が日本とバングラデシュの国交樹立50周年イベントの一環で同国首都・ダッカを訪問し、野球代表チームの指導を行ったと報告した。

国際協力機構(JICA)との連携協力協定に基づく、バングラデシュ野球代表チームへの指導は今年1月にもオンラインで実施しており、今回はそれに次ぐ2回目となった。

「投げる」「守る」「打つ」の基本的な動作から、より実戦的な「走塁」のトレーニングなど、5時間に及んで交流。選手の1人の「ミスが出来ない場面で緊張しないようにするにはどうしたら良いか?」という質問に対して、会田ファームディレクターは「自分ができる事だけにフォーカスすることが大事。あれもこれもやらなければ、と考えると余計にプレッシャーをかけてしまう」とアドバイスを送った。

前日の12日には駐バングラデシュ日本大使館公邸で開かれた歓迎会に出席し、同国での野球普及に向けた意見交換を実施。伊藤直樹特命全権大使からは「スポーツを通じた交流はこれからますます伸びていく分野。国交50周年記念の最初のイベントが巨人とのオンラインで、ファイナルのイベントを再び巨人とこうして対面で迎えられ大変感謝しています」と感謝のメッセージを送られた。

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