プロ野球引退選手のセレモニーを兼ねた特別試合「PERSOL THE LAST GAME 2022」が18日、ベルーナドームで行われ、全31選手が出場した。参加選手を2つに分けて対戦し、「EAST HOPES」が9-2で「WEST DREAMS」に勝利。スタンドで見守る家族や友人の前での全力プレーで、野球人生の区切りをつけた。

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元DeNAの寺田光輝は19年の引退後、1年半の猛勉強で東海大医学部に合格後、初のマウンドに立った。本塁打を喫したが、右サイドから併殺も奪うなど2回1失点。

「野球をやっている時は勉強はまったくしていませんでした。実家が内科なんですけれど、自分はケガも多かったので整形外科にも興味があります」。現在は2年生だが6年間の通学後に医師免許取得となれば、NPB出身の日本人としては初の偉業となる。

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