西武古賀悠斗捕手(23)は21日の南郷キャンプ第4クール初日、朝7時にトス打撃を始めた。全体練習を終え、誰もいなくなった午後5時近くに2度目のトス打撃を終えた。

休憩も含めて約10時間、グラウンドにいた。

「第2クールの終わりくらいからです。打撃で、左手の使い方を指導してもらって。それを朝に1箱、練習後に1箱。毎日の積み重ねなので。全ては自分のためです」

もうすぐ実戦が本格化する。森が抜け、柘植らとの正捕手争いの最中にいる。もちろん、柘植らも猛練習を重ねている。負けてはいられない。中大から西武入りし、昨季は26試合に出場した。2年目、出したい自分の色は。

「やっぱり捕手の部分で。去年(チーム)防御率が1位で、それを今年もやろうという目標の中で、捕手面で投手のいいところを引き出すことを。捕手としてやるべきことをアピールしたいです」

ディフェンス練習に割くべき時間は多い。必然的に“課外”でバットを振り込んでいる。【金子真仁】

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