ソフトバンク藤本監督が宮崎キャンプ全日程を終えた2日、本格サバイバルのゴングを鳴らした。

4日から本拠地で始まる広島とのオープン戦に向けて「競争は一層厳しくなってくる。当然、チームバッティングも入ってくる。チームバッティングができなかったらマイナス点。サインも出すので」と、あおった。

近藤、周東、甲斐に加え、追加招集された牧原大を含め4人がWBC出場のためチームを離れる。「主力組」の抜けた穴は、レギュラーを目指す選手にとってはチャンスだ。「4人がどういう状態で帰ってくるか分からない。本当に今こそチャンスだと思って、目の色を変えてやってもらいたい」。特に打撃不調の三森大貴内野手に関しては「結果を出さないと開幕スタメンはなくなってくる」と厳しく指摘した。「内容、結果を重視します」。福岡に戻る前に、再度手綱を締めた。

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