日本ハムの新球場エスコンフィールドのファウルゾーンが公認野球規則より狭い問題で、日本野球機構(NPB)の決定で改修が不要になったことを受け、新庄剛志監督(51)がほっとした胸中を明かした。

8日のロッテとのオープン戦前に報道陣の取材を受け、「この時期に直さなくていいって決めてくれたコミッショナーには感謝したい。選手たちが安心してできるということで」と安堵(あんど)の表情を見せた。

新庄監督は改善の余地として、ボールが跳ねないグラウンドの土質について言及し、「サードからファーストに投げた時にワンバウンドの感覚で投げてツーバウンドになる。ちょっと軟らかすぎるかなっていうところ」と語った。

日本ハムは新球場を改修する代わりにNPBへ野球振興協力金を寄付した上で、新球場建設を推進したファイターズ スポーツ&エンターテインメントの役員を処分するなど、業務体制の見直しを図っていく。

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