オリックスが開幕3連勝を逃した。

先発の山岡泰輔投手(27)は西武平良と投げ合い、5回2/3を3安打1失点と粘投。1点を追う7回1死、7番マーウィン・ゴンザレス内野手(34)が左翼スタンドギリギリへ来日1号ソロを放ち、1度は同点に追いついた。

しかし、4番手のジェイコブ・ワゲスパック(29)が、先頭に四球を出すなど2安打3失点。今季初黒星となった。

中嶋聡監督(54)は山岡を「本当にいいピッチングだった」とねぎらい、一方でワゲスパックには奮起を促した。「ちょっと最近、四球が増えてきたのかなと思うんだけど。力で押し込めるはずなので、そこはやってもらいたいと思いますけどね」。

3戦目は黒星となったが、2勝1敗と開幕カードを勝ち越し。「勝ちたいのは当たり前のことなんですけどね。内容といろんなことを照らし合わせながら、やっていかなきゃいけないと思いますし、長いシーズンが始まった1カード目なんでね」。次戦はホーム開幕戦となる4日ソフトバンク戦(京セラドーム大阪)。一喜一憂せず、3連勝の相手に挑む。

▽オリックス山岡(5回2/3を3安打1失点と粘投)「なんとか先に点を与えないように、最少失点でいきたいと思ってマウンドに上がっていた。6回はホームランもだが、その後の四球を反省しないといけない」

【関連記事】オリックスニュース一覧