日本ハム上沢直之投手(29)が今季初勝利を挙げ、18年から重ねてきたオリックス戦の連勝記録を12に伸ばした。

“お得意さま”相手に、きっちり白星を挙げ、チームの連敗を5で止めた。

1点リードの2回に暴投などで2失点し逆転を許した。3回以降も毎回走者を抱えたが、粘り強い投球を続け、5回92球、7安打、3奪三振、2失点という内容で降板した。「悪いなりになんとか投げることができました。先制してもらって逆転された後に、また逆転してもらったので絶対に抑えようと思いました」と味方の援護も後押しを粘投につなげた。

初回の先頭打者を四球で出すなど、4四死球と制球には課題を残した。「次の登板までに状態を上げていけるようにしっかり調整したいと思います」と修正を図るつもりだ。

上沢にとってオリックスは相性抜群の相手で通算61勝53敗のうち、17勝7敗という成績を残している。オリックス戦の連勝記録は18年4月24日からの12まで伸ばした。

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