楽天岸孝之投手(38)の、NPB史上51人目となる通算150勝達成が、次戦以降に持ち越しとなった。

ソフトバンク戦で6回を99球、5安打2失点と好投した。今季2戦目で、初めての楽天モバイルパークでの登板。打線が3回に2点を先取すると、5回に2点を失いながら粘りの投球。6回に打線が4連続四球で勝ち越した。

しかし、楽天は8回にミスと1発で逆転を許した。3番手で西口が登板。先頭の牧原大を空振り三振に奪ったが、一塁手フランコの失策で振り逃げ。無死一塁とし、続く中村晃に右翼席へ逆転の2ランを浴び、岸の勝利投手の権利が消滅した。

岸は3回1死走者なしでは、上林を見逃し三振に仕留め、史上23人目となる通算2000奪三振を記録。同時の快挙達成とはならなかった。