阪神西純矢投手(21)が21日、出場選手登録を抹消された。先発した前日20日の広島戦(甲子園)では4回途中で自己ワーストの5失点で2敗目を喫していた。岡田彰布監督(65)は敵地中日戦へと向かう前に新大阪駅で取材に応じ、「西は(2軍)落っこちたよ」と明かした。

西純はこの日、兵庫・西宮市内の鳴尾浜球場でファームの残留練習に合流。キャッチボールやウエートトレーニングで調整した。「自分の中では何が課題か分かっているので。状態もそんなにめちゃくちゃ悪いってわけではないと思う。多少のズレというか、そこをしっかり修正して、ファームでしっかり自分のやりたいこと、課題に取り組んで、いい期間にしたい」と気持ちを切り替えた。

4年目の今季は初の開幕ローテーション入りを果たしたが、3試合に先発して1勝2敗、防御率5・65と本来の力を発揮できずにいた。