楽天藤平尚真投手(24)が、5回0/3を100球、5安打2失点の粘投で2勝目(1敗)を挙げた。初回いきなり1死満塁のピンチを招いたが、マキノンからこの日最速の151キロ直球で見逃し三振を奪うと、続くペイトンを二ゴロに仕留めて無失点。「狙って細かく通せるコントロールはないので。とにかく気持ちで負けないように、ストライクゾーンで勝負出来た」と振り返った。

6イニング中、5回は先頭打者をきっちり抑える内容に「そこは先発ピッチャーだったら誰でも意識するところ。先頭と、点を取ってもらった次の回。自分の意識通り投げれていると思います」と納得の表情。6回途中での降板には「あの(5回の中村の2ランによる)2点が入らずにいってればと思うんですけど。まだ開幕して1カ月しかアピールしてないですし。ここからつかんでいくところかなと思います」。今後も好投を続け、さらなる信頼を勝ち取っていく決意だ。