楽天宋家豪投手(30)が1軍に合流した。今季は開幕1軍も6試合で防御率6・00と不調が続き、4月24日に出場選手登録を外れていた。開幕前はWBC台湾代表として登板。ファームで再調整を行ってきた。チームの救援防御率はリーグワーストの4・10。石井一久監督(49)は「そこまですごくいいとかではないが、経験値もあるし、今厳しい部分が中継ぎにある」と起爆剤として期待した。

宋家豪と入れ替えで、伊藤茉央投手(22)が2軍で調整に回る。指揮官は「最近、慣れられているボール、対応されているボールがある。シンカー一辺倒にならないように。左打者には内に入れるボールの精度、右打者には逃げていくボールと差し込む球の使い方をできるようなコースと球種を研究していこうと話はした。時間をかけずにやっていくために、上に置くより下で数多くトライさせないといけないので、そういう選択をしました」と説明した。

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