中古車販売などを手がけるティーバイティーガレージが制作した写真で「車」の文字を描いたパネルが17日、「写真で作った最大の言葉」のギネス世界記録に認定された。

日本ハム-西武戦(エスコンフィールド)前に、同球場コカ・コーラゲート前で同社が撮影した顧客の写真約1万枚を並べて描かれた「車」の文字が披露され、公式認定員による審査で記録が認められた。認定式では元日本ハムの杉谷拳士氏が司会を務めた。

同戦は「ティーバイティーガレージ20周年アニバーサリーゲーム」として開催。同社は創業から20年間で出張買い取り査定を利用した顧客を対象に撮影してきた記念写真1万879枚を並べた8メートル×8メートルの大型パネルを、約半年間の制作期間をかけて準備してきた。ギネス世界記録のガイドラインで定められた1万枚以上の写真が使用されたため、記録として認められた。

記録達成に立ち会い、今春から会社経営に挑戦している杉谷氏は「これから会社として世界に向けて前進したい。北海道の文化を広める中で、世界一になるための企画を考えていきたい」と自身も世界記録を目指す展望を語った。