水曜ロッテで勝!!プロ8年目で初の4番スタメン茶谷健太内野手(25)が、先制打を含む2打席連続適時打の活躍で勝利に導いた。

チームは昨年8月24日西武戦から、水曜日に12連勝。4月29日以来の単独トップに躍り出た。

まさに「茶柱」のラッキーボーイだ。まずは4回無死一、三塁、オリックス田嶋から中前にきっちり先制打を放つと、5回2死三塁でも三塁ベースを直撃するラッキーな左前適時二塁打。打線をけん引したヒーローは、本拠地お立ち台で「(4回は)何とか先制点をと。2本目はラッキーな当たりだったので良かったです」。初の4番抜てきにも「普通にいつも通り。4番目というだけなので」と冷静に務め上げた。

帝京三(山梨)から15年ドラフト4位でソフトバンク入団。18年に自由契約となり、19年に育成契約でロッテ入団。同年末に支配下登録を勝ち取った苦労人。これで打席に立った試合では10試合連続安打。ヒットを打つたびにSNS上などで「茶柱が立った」と称されるなど、注目度も急上昇中。「そうやって言っていただけるのはうれしいです」。幸運を呼び込む確かな実力で、チームに貢献していく決意だ。【鈴木正章】

▽ロッテ吉井監督(茶谷の4番抜てきに)「去年の秋、フェニックス・リーグのころからバッティングが良いのは知っていた。今いるメンバーで誰が一番ヒットを打つ確率が高いかと考えたら茶谷だった」

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