右手首と左あばら骨の2カ所を骨折しているはずの日本ハムの江越大賀外野手(30)が、好返球でチームを救った。

「8番中堅」で2試合連続スタメン出場。1点ビハインドの6回1死二塁、ソフトバンクの川瀬の中前打を捕球すると、矢のような送球で、二塁から本塁を陥れようとした野村を刺し、失点を防いだ。

3月に右手首を骨折。4月の段階で「大分回復している感じはありました」と話していたが、その後、完治しているかは不明。あばら骨の方も「痛みはないです。たぶんくっついているんじゃないですか」とこちらも、完全に治っているかは不明な状態で、出場を続けてきた。

19日のオリックス戦では6回1死走者なしで、センターに上がった打球を全速力で追いかけダイビングキャッチ。この日は強肩で、身体能力の高さをアピールした。