広島で通算213勝を挙げ、球団初の名球会投手となった北別府学(きたべっぷ・まなぶ)さんが16日午後0時33分、広島市内の病院で亡くなった。65歳だった。

北別府さんのブログでは6月12日10時43分に最終更新。「もうすぐ父の日だよ、がんばれ!!」と題して、妻広美さんが投稿。父の日よりずっと前に北別府さんのために子どもたちが用意したリというクライニング椅子の写真が添えられている。

文中では「きっとこれは気にいる!と子供達が見つけてきてくれましたが

その頃にはもうずっと布団から起き上がれなくなってきていました

 

父親をここに座らせてあげたいという思いの詰まった椅子

この椅子に座れなくとももう一度帰宅させてあげたいという思いで毎日、拭いています。」(原文まま)と投稿されていた。