阪神は21日、2日間の休養を取ったナインが甲子園に集まり、全体練習を行った。練習後の岡田彰布監督(65)はセ・リーグ再開後も捕手2人制を継続することを明言した。またオリックス監督時代の12年以来11年ぶりに交流戦でパ・リーグと公式戦で対戦し、当時との違いを話した。一問一答は以下の通り。

 

-中日がトレードで補強しているが

「なんやあれ。よう分からんよ(笑い)そんなん関係ないわ、俺ら(笑い)」

-中日は捕手の木下が骨折した

「まあキャッチャーおらんいうことやろ。骨折したんかいな、木下は。まあ、でも、そんなんある程度はな、まあ、骨折の予測やなしに、調子の波とかあるからな、やっぱり。それは、次のキャッチャーいうかな、準備するよな。誰かそら故障したらっていうのはなあ。それをほかの球団から準備するのはちゃうやろ」

-交流戦の半ばから捕手2人体制を交流戦から続いているが

「もう、このままいく。だいぶ落ち着いたからな、梅野も。もう先発の試合は坂本にしても1試合任すつもりでおるし」

(自ら)

「まあ、だから、今度からピッチャーも(打順に)入ってな、あれやから。セ・リーグの方がええわ。パ・リーグは分からん、ほんまに。やっぱり、感覚ていうか野球が違うよな、やっぱりな。久しぶりに交流戦とかやったけど、10年ぶり以上やけど。だいぶな、近付きはあるけど、やっぱり違うよな。前の時はもっと違うたよな。前はもっと強烈なホームランとかな、そういう大物打ちがおったけど、今はパ・リーグはそうでもないけどな。その、ホームランをバンバン打つってな。その、まあ言うたら大雑把というか、大雑把ではないんだけど、そういう野球とな、それほどでもなくなってるよな、パ・リーグも」

-昔ほどパワーピッチャーが少なくなった

「まあ、ピッチャーはやっぱりパ・リーグの方がええと思うなあ。まあ、2人くらいおるもんな、やっぱりな」

-基本、ストレートの速い投手が多い

「そうやなあ、どっちかいうと。やっぱり、ストレート…そうなるんやろうな、パリーグ自体がな、やっぱり。150投げんかったらあかんみたいな、そんななあ、感覚もだから。それも、コントロールとかアバウトやけど、そうなってると力勝負の、まだそういう野球なんかなと思うけどなあ。結構、やっぱりコントロールいいピッチャーの方が通用するよな、パ・リーグ、見とってもなあ、結局。なあ、大竹とかなあ、村上なんかでもやっぱり、コースにきっちり投げれたらな。伊藤(将)もそうやもんな、おーん。まあ、伊藤(将)は2つお前、9回に(笑い)。でも、普通になげとったらなあ、2つ勝ってるいうことやからな。やっぱり、なあ、インコース、コースをきっちり投げるピッチャーはやっぱり、150出んかっても、通用するいうことやもんなあ。だから、145でもなあ、インコース、アウトにきっちり投げるピッチャーを育てたら、パリーグでも勝てる、パリーグ相手でも勝てるいうことやんか。そういうピッチャーもつくったらええのに。絶対、勝てる思うで、なあ。そらあ、155、バンバン、甘いコースなあ、いっても。そんなピッチャーのが多いもんな、やっぱり」

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