DeNA今永昇太投手(29)が5日、「マイナビオールスターゲーム2023」に監督選抜で選出され、4年ぶり2度目のオールスター出場が決まった。

プロ8年目の今季は、3月に行われたWBCに出場し、万全を期する形で4月21日の広島戦で初登板だったが、5勝1敗、防御率2・38と抜群の安定感でチームをけん引する。

対戦したい打者には、日本ハム万波中正を挙げ「ホームランもたくさん打っていますし、交流戦でも対戦しましたけど、素晴らしいバッターで、横浜高校時代の3年間も見てたんですけど、本当にすごいバッターだなと思いますし、ぜひ抑えたいと思います」と心待ちにした。

「投げる哲学者」とも称され、オールスターでは他球団の選手との野球談議も楽しみにする。「野球の話をするのが大好きなので、ボールの握りだったりとか、調整方法だったりとか、そういったものを全て自分のものにできるようにコミュニケーションを取っていきたいです」と話した。

DeNAからは選手間投票で牧秀悟、佐野恵太、宮崎敏郎が選出。監督推薦では東克樹、山崎康晃、今永が選出され、計6人が出場する。

残るはプラスワン投票で、ファン投票でのオールスター出場を熱望したトレバー・バウアー投手(32)が選ばれるかが注目される。

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