日本野球機構(NPB)は5日、マイナビオールスターゲーム2023(19日=バンテリンドーム、20日=マツダスタジアム)の監督推薦選手を発表し、日本ハムからアリエル・マルティネス捕手(27)が初選出された。

ソフトバンク戦前に会見に臨んだマルティネスは「やっぱり楽しい舞台という印象ですね。いろんな球団の選手が交流できるすてきな場ですし、祭典というイメージがあります。あとは選手もそうですがファンも沢山楽しめる舞台だと思うので、そういうところに自分が出られて光栄に思います」と感想を口にした。

第1戦の球場は、昨季まで在籍した中日の本拠地、バンテリンドームになる。「自分を日本に連れてきてくれた球団の球場。そういうところでプレーできるのはうれしく思いますし、きっと名古屋ですから、中日のファンも多く来られると思いますので、中日のファンの前でプレーできることを非常に楽しみ」と意気込んだ。

昨季までチームメートで、WBCキューバ代表の同僚、ライデル・マルティネス投手(26)も選出。“マルティネス対決”の可能性もあるが「素晴らしい投手なので楽しみなんですけど、ぶっちゃけ対戦したくない。すごいいいピッチャーなので負けちゃうかも知れない。(対戦するなら)彼の主要なボールのストレートを狙いたい。速いので、それを打てたらいいなと思います」と思い描いた。

キューバ時代にも球宴に選出されたことがあり「何回か選ばれたんですが、1日目が3イニングか4イニング出場して2日目が5イニング出場した。そのときに1安打記録しています。あとは盗塁を刺すためにセカンド送球した機会もありました」と振り返った。

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