楽天村林一輝内野手(25)の勢いが止まらない! 日本ハム戦の同点で迎えた5回2死二塁で、1ボールから伊藤の甘く入った132キロスライダーを左翼線へ運んだ。一時勝ち越しとなる適時二塁打。塁上で、両手を強くたたき、ベンチに向かって両手を掲げた。それでも、4打数1安打に終わったことを反省。「その後の打席もあった。勝てたので良かったです」と淡々と振り返った。

例年オフ期間はソフトバンク今宮と自主トレを行っている。同じ右の遊撃手。「(今に生きていることは)全部です」と力を込める。昨オフは例年以上にバットを振り込み。打率3割3分8厘と、猛アピールで定位置をつかみかけている。

6月25日西武戦で今季初先発をしてから、先発15試合は10勝5敗。自身の勢いがチームと呼応している。「そこは特に思わないです。自分ができることをやるだけ。その上でチームが勝てば」。目の前の仕事に集中していく。【湯本勝大】

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