DeNA三浦大輔監督(49)は16日、山崎康晃投手(30)を抑えから外すことを明言した。この日、本人と話し、直接伝えた。今後は中継ぎに配置転換する。代わりの抑えについては「いるメンバーでやっていきます」と話した。

山崎は前日15日の広島戦で1点リードの9回に登板するも、坂倉に同点ソロ。次打者にも二塁打を浴び、降板。逆転を招き、今季6敗目を喫した。

配置転換の理由について、三浦監督は「チームで戦っていく上で、外した方がいいと決断したわけですから。後半からはリリーフとして、チームに貢献してもらいます。今日は(ベンチ入りを外れる)上がりです。昨日の結果だけじゃない。全部見て、総合的に判断して今日に至りました」と説明した。

不調の原因について、どう見ているか問われると「いろいろあるんじゃないですか。スキル的なものもありますし、メンタル的なものもあるかも知れない」と話した。

配置転換を伝える際には「クローザーを代わったとしても、チームにどうしたら貢献できるのか。クローザーだけじゃなく、リリーフとしてもチームのためにやってくれ」と話したという。その際の山崎の反応を「神妙な感じで聞いてました」と明かした。