サヨナラ男、襲名だ! ロッテ安田尚憲内野手(24)が今季3度目のサヨナラ打を放った。同点の延長10回2死満塁、1-1からソフトバンク津森の甘く入ったスライダーを捉え、右前適時打。「ライトゴロにならないように一生懸命走りました」。仲間からウオーターシャワーを浴び「何回浴びても最高の気持ち。これから何回も浴びたい」と満面の笑みを浮かべた。

“安田の1センチ”も結果を生んだ1つだった。福浦ヘッドコーチから速いボールに差し込まれないために少し短いバットを使用する助言も受けていた。球宴前に発注した、いつもより1センチ短く、10グラム軽い、85センチ、880グラムの新バットをこの打席で初使用。「自分で決めるという強い気持ちで打席に立ちました。コンパクトに振れた」と感謝した。

約2万8000人のファンが叫ぶチャンステーマ「勝利をつかみ取れ~」の大声援を体現した。「チームに粘って粘ってということが浸透しつつある。勝てて良かった。毎日毎日ファンの皆さんがたくさんいて、背中を押されているので、一緒に日本一の景色まで行きたいなと思います」。選手もファンも熱く、暑い夏を勝ち抜く。【鎌田直秀】

 

▽ロッテ吉井監督(安田のサヨナラ打に)「せっかく3番にしたのにぜんぜんダメだったので、あそこで打たなかったら明日補欠の予定だったんですけれど、打ったので明日もスタメンでいきます」

▽ロッテ横山(延長10回を1回無失点に抑えて4年目で初勝利)「初ホールド、初セーブもそうでしたけれど、初勝利はプロ野球選手として一歩踏み出し、前進出来たのかなと思います」

【動画】ロッテ安田尚憲サヨナラ適時打 54年ぶり11連敗の屈辱にソフトバンクベンチは茫然

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