オリックス山下舜平大投手(21)がまさかの形で先制点を与え、プロ最短の3回2/3、プロワーストタイの4失点(自責3)で3敗目を喫した。

初回2死満塁、ハンソンへの初球を投じる際に、マウンドに山下のスパイクの歯がひっかかった。バランスを崩しながらも、なんとかボールを手から離したが、判定はボーク。相手に先制点が入った。

すかさずベンチを出て球審へ訴えた中嶋聡監督(54)は、試合後に球審とのやりとりを説明した。「(投球モーションは)止まってないって。引っかかった時点で普通の投球じゃないと。でも(ボールは)届いてるから。うーん、いまいち納得いかない感じですよねえ」。

攻守交代直後も再びグラウンドへ向かい、責任審判の一塁塁審へ説明を求めたが「球審がそうやって(ボークだと)判断したからという話。かわいそうな判定ではあると思う」と右腕を思いやった。

山下は「ああなったらしょうがない。それまでの満塁にしたのが原因かなと思います」と敗因を自分に向け「毎試合やってることですけど、次は自分の状態をマックスに合わせて次は絶対勝ちたいなと思います」と次戦へ気持ちを切り替えた。

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