1軍復帰秒読み。右脇腹痛で離脱中の広島西川龍馬外野手(28)が山口・岩国市の由宇で2軍練習に参加した。リハビリの最終確認のため、ウエスタン・リーグのオリックス戦前、守備ノックや走塁練習、ロングティーで患部の回復と動きを確かめた。久しぶりに屋外での練習に「暑いです」と汗を拭いつつ「患部は大丈夫です。問題なく、順調です。来週ぐらい(1軍に)に戻れたら」と1軍復帰への青写真を描いた。

 

西川は右脇腹の肉離れで7月12日に選手登録を抹消された。4番を務めていた西川の代わりに上本や松山が4番に起用されるが、前日2日DeNA戦後のお立ち台では上本から「西川龍馬、早く帰ってきてくれ。頼む。この1カ月、大事になる。君がいないと本当にやばいです」と呼びかけられていた。

先輩の言葉に応えるような回復ぶりで実戦復帰も近い。この日の最終確認でリハビリを中心とした3軍での調整は終了。明日4日からのウエスタン・リーグのソフトバンク戦には同行しないものの、2軍合流となる。「あとは1軍の首脳陣がどう思うか。僕は(実戦調整は)1試合でも大丈夫」。リーグ2位の打率をマークするバットマンが、実戦復帰をへて1軍に帰ってくる。

【関連記事】広島ニュース一覧