楽天打線が小郷裕哉外野手の27歳バースデー弾など、12安打9得点と機能し、田中将の日米通算196勝目をアシストした。

まずは1回1死二、三塁、浅村がオリックス・ワゲスパックの初球を左前にはじき返す先制打。なお1死一、三塁から岡島が左犠飛を放ち、幸先よく2点を先制。3回2死満塁では、鈴木大が中前に2点適時打を放ち「チャンスで打ててよかったです」と喜んだ。

さらに5回1死では、誕生日の小郷が、小木田から右翼席ギリギリに放り込む6号ソロ。6回にも1番村林に2号3ランが飛び出すなど4点を追加。6回までに9点を奪い、流れを大きく引き寄せた。

最近は3番に定着しつつある小郷だが、「全然、まだまだ他のチームの3番に比べれば、数字的にも物足りないですし。チャンスで打点を稼いでチームの勝利に貢献するのが役割なので」とキッパリ。4番浅村の前という重要な位置で、さらなる成長を目指していく。【鈴木正章】

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