DeNAが、首位阪神に痛すぎる逆転負けを喫した。横浜スタジアムでの阪神戦は昨年6月28日から13連勝中だったが、それも止まった。

1点リードの8回にセットアッパー伊勢を投入。逃げ切りを図ったが、2死三塁からノイジーに同点の適時打を浴び、さらに2死一、二塁から木浪に勝ち越しの2点適時二塁打を浴びた。代わった入江も代打糸原に適時打を浴び、この回一挙4点を失って、試合を決められた。

8回のヒットはアンラッキーな打球が多かったが、捕手の山本の悪送球、右翼の蝦名の失策も絡むなど、ミスが大量失点につながった。

1点を追いかける6回に牧秀悟内野手(25)が、チームでは6月23日の阪神戦のソト以来となる一時逆転の18号2ランを放ったが、逆転負けで空砲。先発東は7回1失点の好投も9勝目は次戦に持ち越された。

今カードは「キッズSTAR☆NIGHT 2023 Supported by J:COM」を開催。勝利を届けられず、三浦大輔監督(49)は「最後まで熱い声援を送ってくれましたし、子どもたちも声援を送ってくれたんですけど、勝てなくて申し訳なかったです」と頭を下げた。

ゲーム差なしの4位巨人がサヨナラ負けしたため、Bクラス転落はまぬがれたが、首位阪神と今季最大の7ゲーム差、2位広島との差が5・5ゲームに広がった。

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