日本ハムが2連勝し、3カードぶりの同一カード勝ち越しとなった。負ければ5年連続で対ソフトバンク負け越しとなるところを、ぎりぎりで踏みとどまった。

先発の上原健太投手(29)が6回83球を投げ5安打4奪三振2失点と粘投。打線も3回2死二塁からアリエル・マルティネス捕手(27)の右越え14号2ランで先制すると、5回1死一、三塁から松本剛外野手(30)の左前適時打、1死満塁から4番清宮幸太郎内野手(24)の左犠飛で、さらに2点を追加した。

7回に1点差に詰め寄られるも、8回1死から左翼でのスタメン出場を続けている野村佑希内野手(23)の左越え11号ソロで点差を広げ、逃げ切った。

新庄剛志監督(51)は「(投手陣が)いいテンポでしたね、きょうも。ピッチャー陣がテンポ良く投げてストライク先行でどんどんいってほしいと伝えてあるので。だから点入りましたね」。流れを引き寄せた2本の本塁打に関しても「マルティネスのホームランはでかかった。頼もしいし勝負強い。野村君のもでかい。前の空振りでいいポイントで打ってたから、そのポイントで打てばもしかしたらあるんじゃないかと思った」と振り返った。

今季2勝目の上原は「今日の調子は良くもなく悪くもなかったです。1人1人に集中して打ちとる事ができたので良かったです。ホームランは甘く入ってしまいました。そこは反省したいです」とコメントした。

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