高卒2年目の阪神森木大智投手が約1カ月ぶりに先発した。

プロアマ交流戦の関学大戦(鳴尾浜)で5回3安打無失点の好投だった。初回は151キロ直球で見逃し三振を取るなど、3者凡退。4回まで危なげなく、真っすぐ主体で変化球を織り交ぜながら関学打線を抑えた。

5回は1死満塁のピンチを背負ったが、後続をフォークで2者連続空振り三振と断ち切った。7月6日のウエスタン・リーグ、ソフトバンク戦で2回途中で4失点と大炎上。その後、2軍先発ローテーションを外れる意思を首脳陣に伝え、修正に取り組んだ。「ゾーン内でどんどん真っすぐで力強く勝負するとかできた。無駄なフォアボールが1個あったので修正していきたい。久々投げられてうれしかったです」と振り返った。

和田2軍監督は「この1カ月間しんどい思いをして、やっと今日につなげてきた。今日は今日で合格点」と及第点を与え、次回への期待を込めた。