半世紀以上ぶりの快挙だ! 阪神近本光司外野手(28)が、今季10本目の三塁打をマークした。初回、先頭でヤクルト先発吉村の直球を捉え、右方向へ。右翼手サンタナがスライディングキャッチを試みたが後ろにそらし、三塁まで激走。2番中野が四球で出塁し、3番ノイジーの内野ゴロによる三失の間に生還した。

阪神の2桁三塁打は、67年藤田平の10三塁打以来、56年ぶり12度目の快挙だ。また、これでプロ通算30本目の三塁打となった。

勢いは止まらない。6点リード4回、2死から吉村の外角直球を捉え、今度は左中間オーバーの三塁打を記録。1試合2三塁打は4月19日の広島戦(甲子園)以来今季2度目で、今度は56年田宮謙次郎(12本)以来67年ぶりの記録となった。三塁打は2位岡林に2本差をつけ、リーグ単独トップに立った。

▼近本が今季の三塁打を11に伸ばした。阪神選手の年間2桁三塁打は、67年藤田平の10三塁打以来、56年ぶり7人、13度目。なおプロ野球シーズン最多は、51年金田正泰(阪神)の18三塁打。

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