延長10回2死一、二塁から広島堂林翔太内野手(32)が中前打を放ち、今季6度目のサヨナラ勝利を決めた。8回にセットアッパー島内が3点リードを守れず、9回にはマクブルームの失策から勝ち越しを許した。それでも1点を追う9回2死三塁から野間の二塁内野安打で同点に追いつき、延長戦を制した。勝った瞬間喜びを爆発させた新井監督は「今日も全員で勝ち取った勝利でした」とナインをたたえた。首位阪神とのゲーム差は7・5のまま。3位DeNAとのゲーム差は5に広げた。

▽広島堂林(延長10回に自身4年ぶりのサヨナラ打)「(二塁走者の曽根)海成がかえってきてくれたので、本当に助かりました。ひとつ前の矢野の(粘る)姿を目の前で見ていたので、何とかしないといけないなと乗り移ったような感じでした」

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