中日大野雄大投手(34)が、170日ぶりに実戦復帰登板を果たした。

この日先発した同投手は、1イニング限定ながら1安打無失点。最速145キロをマークし、カットボール、ツーシームも投球し、リハビリからの順調な復帰を印象づけた。

同投手は今季初登板の4月4日ヤクルト戦(バンテリンドーム)で7回3安打1失点(自責0)と好投したが、登板後に左肘の違和感から戦列を離脱。4月中旬に左肘の遊離軟骨除去手術を行いリハビリを続けてきた。当初はシーズン終盤の戦列復帰も見据えていたが、この日の実戦復帰になった。

登板を終えた大野雄は「何とか今季中にマウンドに上がりたかった。思っていたより球速も出た。ピンチもあったが、自分らしい投球ができた」と振り返った。次回登板は28日のウエスタン・リーグ、オリックス戦(杉本商事バファローズスタジアム)で先発。2イニング程度を想定している。

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