広島が残り3試合を前に、2位死守へローテを再編する。29日の中日戦は森下暢仁投手(26)、30日阪神戦は九里亜蓮投手(32)をそれぞれ中5日で先発させる。自力で2位を確定させることができるが、最終戦の10月1日阪神戦まで順位が確定していなければ、中10日で大瀬良大地投手(32)を据え、床田寛樹投手(28)も中継ぎ待機させるプランもある。先発4本柱総動員で、CS本拠地開催を目指す。

 

ローテ再編で、前回9勝目を挙げた森下の2年連続2桁勝利も後押しする。中6日では今季5度対戦して0勝4敗、防御率4・55と苦手とする阪神が相手だった。一方、中5日で対戦する中日には今季3度対戦で2勝1敗、防御率2・25。マツダスタジアムでは昨年5月21日から4連勝中と相性がいい。この日、ほかの先発陣とマツダスタジアムで調整した右腕は「ゼロ(失点)で抑えるのが一番なので、ランナーを出さないように心がけたい。立ち上がりからしっかりゲームをつくっていけたら」と意気込みを語った。レギュラーシーズン最終登板で自身初のCSへ向けて弾みをつけたい。

ナイターで3位DeNAが敗れ、その差を2ゲームに広げた。【前原淳】

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