腰椎分離症で戦列離脱中のオリックス山下舜平大投手(21)が28日、大阪市内でリハビリを行った。8月27日に腰の張りで出場選手登録を抹消。今月22日に「第3腰椎分離症」と診断された。5回無失点の8月26日ロッテ戦を最後に実戦から遠ざかり、クライマックスシリーズ・ファイナルステージ登板が危ぶまれる。山下はこの日「そこに向けて準備します」と語ったが、慎重に腰の状態を確かめながら練習を進めていく。

球界をあっと驚かせた3・31開幕西武戦(ベルーナドーム)の1軍デビューから、大ブレークの9勝。CS、日本シリーズの短期決戦には必要戦力だが、山下は昨年も同じ故障に悩まされた。診断名が発表された今月23日、中嶋監督は「いないものと思ってやるしかない感じだと思います」と慎重だった。まずはしっかりと故障を治し、剛腕復活を待つ。

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