ロッテ・ポランコ外野手がリーグ単独トップとなる26号ソロでリードを広げた。

2-1で迎えた3回2死、西武エンスのカットボールを右翼後方へ運んだ。「自分のスイングを模索していた。あのホームランでようやく自分のスイングの形が見つかりました」。8回にも中越えの2点適時二塁打を放つなど、3安打3打点と発奮した。

不調を脱した。1発は9月21日のソフトバンク戦以来。自分の打撃動画を毎日研究した。試行錯誤していた助っ人に、主将がきっかけをくれる。1日の試合で中村奨が「それ使っていいよ」と自分のバットを差し出し、打てるように念を込めてくれた。「小さなことでも、何か変えたらいい流れにつながる。そのバットで昨日ヒットが打てた」と感謝。この日は、普段とは異なる自分のバットを使って好結果を出した。

チームは7月24日以来の3連勝で、9月27日以来の3位に浮上。本塁打王争いで1歩リードしても「うれしいですけど、やっぱり目標はチームの勝利。そこはぶれずにやっていきたい」と頼もしかった。【鎌田良美】

▽ロッテ小島(7回2失点で9勝目)「前半少し体の動きがぼやけていた感じがあったのですが、『今季最後の登板になるかもしれない』とギアを入れ直して投げられたかなと思います」

▽ロッテ・ペルドモ(12年益田の球団記録に並ぶシーズン41ホールド。既に最優秀中継ぎのタイトルも決定)「球団記録に並べたことはとても光栄だよ。まだまだシーズンは続く。チームの勝利のために投げるだけだよ」

▽ロッテ石川慎(1回に逆転2号2ラン。ZOZOマリンでは初本塁打で)「まさか入るとは思わなかった。やっぱり本拠地で1本というのはうれしいですね」

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