CS史上初の「ブルペンデー」を敷いたロッテは、0-0の5回から3番手で国吉佑樹投手(32)がマウンドに上がった。
2死一、三塁とピンチを背負ったが、オリックス紅林の痛烈なライナーを国吉自身が好捕。抜ければ先制を許す可能性があった場面でビッグプレーが出た。
キャッチ後、ボールの勢いに押されて背中からマウンドに倒れ、ぐるりと後ろ回りで受け身を取った。
2イニング目の6回も2死一塁で中川圭を右飛に打ち取り、2回2安打無失点で4番手坂本光士郎投手(29)にマウンドを託した。
国吉は「あの回あたり(5回、6回)に投げることはわかっていましたし、しっかり準備だけはして、0対0で回ってくるだろうなと思っていたので、その準備だけしてマウンドに上がりました。緊張感もある中で先頭にフォアボールをだしてばたつきましたが、最後はピッチャーライナーが運よくグローブに入ってくれたので、なんとか無失点でいけたかなと思います。後ろにつがった」と球団を通じてコメントした。