オリックスが26日のドラフト会議に向け、明大・上田希由翔(きゅうと)内野手(4年=愛知産大三河)、慶大・広瀬隆太内野手(4年=慶応)ら大学生野手を上位候補にリストアップしていることが24日、分かった。ともに今年の東京6大学リーグを代表するスラッガーで、即戦力の候補として注目される逸材野手だ。

左打者で三塁が本職の上田は、歴代4位となる通算74打点をマークし、打力に定評のある選手。長打力と50メートル6秒3の走力が持ち味で、1年秋から明大の4番の重責を果たしてきた。右打者の広瀬はリーグ歴代5位タイの大学通算19本塁打の成績が物語るように、長距離砲として期待される。慶応(神奈川)時代も41本塁打を残したが、大学で長打力により磨きがかかった。強い体幹から生まれるスイングスピードの速さは、複数球団が高く評価。一塁、二塁、三塁と複数ポジションを守ってきた実績もある。

また高校生では広陵(広島)のボンズこと真鍋慧(けいた)内野手(3年)らもリストアップ。ドラフト1位は、中嶋監督の意向を確認した上で最終決定する見込みだ。

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