オリックス東晃平投手(23)が球団史上初の登板に臨む。

31日の日本シリーズ第3戦(甲子園)先発が予想されるが、育成出身の投手が頂上決戦で先発すれば球団初となる。昨年の同シリーズは育成出身の宇田川が必勝継投の軸を担い、ブレーク。東も1軍デビューから7連勝中でポストシーズン先発の座を勝ち取った。26日は投手練習に参加し「すごくうれしい。昨年はフェニックスリーグにいたので活躍したいなという気持ちです。育成の子たちも頑張ってるんで、そういう子たちのやる気につながったらいいかなと思います」と語った。

敵地甲子園で先陣を切る可能性が高い。「阪神は応援もすごい。初回しっかり投げられたら、前みたいなピッチングができるんじゃないかなと思います」。ロッテ打線を5回無失点に封じた20日のCSファイナルステージ第3戦の再現を狙う。阪神打線については「中野選手と木浪選手の調子がいい。投げミスを少なくして」と対処していく。

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