ソフトバンクのドラフト1位大阪桐蔭・前田悠伍投手(18)が27日、大阪。大東市の同校で指名あいさつを受けた。U18日本代表のエースで高校NO・1投手。未来のエース候補となる18歳は「大阪桐蔭の看板を背負っていると思うので、人としてもしっかり成長していきたいです」と意気込んだ。

大阪桐蔭の投手がドラフト1位で指名されるのは、12年阪神の藤浪晋太郎以来。藤浪(現オリオールズ)は阪神で1年目から10勝6敗、防御率2・75の好成績を残した。前田は「テレビで見ていました。勝利数もたくさん挙げればいいと思いますが、まずはチームを勝たせられるようなピッチングがしたい。まずはしっかり体づくりをしたい」と話し、偉大な先輩右腕を目標に掲げた。

◆前田悠伍(まえだ・ゆうご)2005年(平17)8月4日生まれ、滋賀県長浜市出身。小学6年時にオリックスジュニア選出。湖北ボーイズでプレーした高月中1年時、U12日本代表でカル・リプケン世界少年大会優勝。大阪桐蔭では1年秋からベンチ入り。昨秋の明治神宮大会では大会初の連覇に貢献。甲子園は春夏通算3度出場し、2年春優勝、夏8強、3年春4強。今夏は大阪大会決勝で履正社に敗れた。180センチ、80キロ。左投げ左打ち。