ソフトバンク新任の奈良原浩ヘッドコーチ(55)、倉野信次1軍投手コーチ(チーフ)兼ヘッドコーディネーター(49)、牧田和久3軍ファーム投手コーチ(38)が1日、ペイペイドーム内で入団会見に臨んだ。今季は楽天の育成総合コーチを務めるなど中日、西武で指導歴のある奈良原氏は「とにかく勝つために自分のできる最善を尽くしたい。何とか優勝できるように全力で取り組みたい」と決意をにじませた。

奈良原氏は小久保裕紀新監督(52)とは青学大時代の3学年先輩にあたる。17年のWBC小久保ジャパンでは日本代表チームのヘッドコーチを務めていた。「(小久保)監督にどしっとしてもらえるようにコーチとのパイプ役、選手とのつなぎ役であったり、あらかじめ段取りを取ったり、やることは多々あると思うんですけど、いずれにしてもチームが勝つために、何が必要なのかってところが大事な部分かなと思います」と語った。

OBの倉野氏は2年間のレンジャーズ傘下での指導を挟んで、3年ぶりのホークス復帰となる。「この2年間で、僕自身のコーチングを魔改造してきた。自分自身を魔改造して帰ってきたと思いますので、チームに還元して投手王国と呼ばれるような投手陣をつくっていきたい」と力を込めた。

初入閣の牧田氏は「マウンドで自信を持って、余裕を持って自分の自信のあるボールを投げられるような選手を1人でも多く育成していきたい」と話した。

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