<日本シリーズ:阪神-オリックス>◇第4戦◇1日◇甲子園

オリックスの宇田川優希投手(24)がピンチで2者連続3球三振と圧倒する投球で無失点に抑えた。

3-3の8回。先頭を失策、次打者に犠打で1死二塁とされた直後だった。7番坂本を151キロの直球で追い込むと、最後は152キロ直球で空振り三振。さらに8番木浪も150キロ超えの直球2球で追い込むと、3球目は高めに152キロを投じて空を切らせた。ピンチを脱してグラブをポンとたたいた。

得点圏に走者を置いてからすべて150キロ超えのストレートで2者連続3球三振。宝刀フォークをちらつかせながら投じず、裏をかいてオール直球で役割を果たした。