コンディション不良でベンチを外れていたオリックスの山崎颯一郎投手(25)が8回にマウンドに上がったが、1イニングをもたず逆転を許した。
2-0の8回に2番手で登板。先頭の木浪を失策で出塁されると、代打糸原につながれて無死一、三塁のピンチを招く。1番近本につまりながら右前に運ばれて1点を返されると、犠打で1死二、三塁とされた場面で交代した。山崎颯は日本シリーズでは4戦ともにベンチを外れていた。復帰登板は1死しか取れず、3安打3失点(自責2)と苦いマウンドとなった。
後を受けたのは宇田川優希投手(24)。今シリーズ4戦連続登板で、シーズンを通して3日連続登板は今季初。森下に逆転の三塁打を浴びると、続く大山にも中前適時打を許してKO。3日連続登板を解禁したが勢いを止められなかった。