オリックスがまた天井に本塁打を阻まれた?
2回無死一塁から杉本裕太郎外野手(32)が放った飛球は左翼線上に打ち上がり、通称「スーパーリング」に吸い込まれた。線審はエンタイトル二塁打とジャッジ。審判団で協議もしたが判定は変わらなかった。天井がなければ左翼席まで届いていたかもしれない大飛球。二塁打判定に、両軍ファンはともに何とも言えない声を漏らした。
場内には「フェア地域の2枚目の天井に入りましたので、グラウンドルールでツーベースで試合再開します」とアナウンスされた。
オリックスは第1戦でも森友哉捕手(28)の大飛球が天井に吸い込まれ、エンタイトル二塁打になっていた。
◆京セラドーム大阪独自ルール 打球がフェア地域内にあるスーパーリングの内側に入り落下しない場合はボールデッドとして、打者及び走者には投球当時を基準にして2個の安全進塁権が与えられる。
また打球がフェア地域上にある一番外側のスーパーリングと次のスーパーリングの間に当たった場合は本塁打とする。