ロッテ佐藤都志也捕手(25)が扇の要としてコミュニケーション力アップを掲げた。10日、ZOZOマリンスタジアムで行われた秋季練習に参加した。

今季は103試合に出場し打率2割1分8厘。「打撃メインでいろいろ考えながらやっている」と課題を挙げた。

守備面では9日にFA残留を表明した田村龍弘捕手(29)との2枚看板としてチームをけん引した。佐藤都は「今季は2人でずっとやってきたところが大半なので、心強いといえば心強いし、盗めるところはどんどん盗んでいきたい」と話した。特に大阪出身の先輩の「コミュニケーション力がすごい」と、チームメートとの接し方に脱帽。「プライベートなところで積極的にご飯誘ったりとかそういったところでいろんな話ができたら」と先輩から学ぶ。

5年目となる来季は自らも教える立場になる。「大体ドラフトぐらいになってくると、また下にどんどん入ってくるなって」と心境を明かした。「チームでもあり、チームメートでもあり、ライバルでもあるんですけど、底上げできればチームもどんどんレベルも上がってくると思うので、僕のできる、教えられることがあれば伝えていきたい」と切磋琢磨(せっさたくま)して、正捕手の座をつかむ。

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