楽天村林一輝内野手が「源田超え」で来季のゴールデングラブ賞をつかむ。

高卒8年目の今季はシーズン途中から遊撃の定位置を奪い、堅実な守備力を武器に自己最多の98試合に出場。前日10日に発表された同賞のパ・リーグ遊撃手部門で7票を獲得した。「取りたい賞ではあるんで。来年1年間試合に出て、その先に見えてきたらいい」。まずはチームで不動の地位を築く。

同部門は西武源田が6年連続受賞を果たした聖域だ。名手の壁は高いが「後に超えていきたい」と意欲。源田と1票差で2位のオリックス紅林、3位のソフトバンク今宮と強力なライバルがそろうが、自分がやるべきことに徹し、トップを目指す。

三塁手部門で4度受賞経験がある今江監督は「ショートはレベルがすごく高く、一番守備のいい選手がという位置。彼(村林)なんかは本当、そこを狙えるようなものを持っていると思う」と期待を寄せた。

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