DeNA大貫晋一投手(29)が17日、横浜市内の球団事務所で契約更改を行い、8800万円から1100万円ダウンの年俸7700万円でサインした。

今季は東、今永、バウアーを軸に浜口、石田、平良ら先発投手が豊富にそろう中でローテーションの枠をつかめず。13試合で5勝4敗、防御率2・95だった。10月1日中日戦(横浜)ではプロ初完封を挙げ、わずか94球で、100球未満での完封を意味する「マダックス」を達成したが、「悔しいシーズンだったというのが正直な気持ち、でも後半戦は初完封も含めて、盛り返すことができたのは収穫だった」と総括した。

来季は先発陣の軸として飛躍を誓う。DeNAは今オフ、今永がポスティングシステムでの海外挑戦を表明し、石田が国内FA権を行使、バウアーは去就未定と先発投手の枠は流動的だ。「僕にとってはチャンス。他のピッチャーも狙ってくるので、そこをつかめるように。規定投球回(到達)は必ずクリアしたい」と決意を語った。(金額は推定)

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