中日石橋康太捕手(22)が21日、ナゴヤ球場で契約更改に臨み、300万円増の1250万円でサインした。

昨オフに右膝、右肘の手術を受け、6月から1軍に合流。今季は自己最多の39試合に出場し、プロ初アーチを含む2本塁打、15打点、打率2割5分7厘で終えた。「前半戦は苦しく、悔しく、もどかしかった」。正捕手木下に次ぐポジションを期待されたが、シーズン途中にトレード加入した宇佐見の後塵(こうじん)を拝した格好になったことを反省した。

シーズン終了後には侍ジャパンに初選出され、アジアプロ野球チャンピオンシップで優勝に貢献した。

「刺激的な毎日だった。他の球団のレギュラークラスとのレベルの差も痛感した。痛感したときに、もっと野球をやりたいと思った。もっとうまくなりたいと思った。もっと大きな舞台で、改めて勝ちたいと思った。モチベーションが上がった」

25日から開幕する台湾ウインターリーグにも参加し、来季の正妻取りへ心身に磨きをかける。(金額は推定)

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