オリックス太田椋内野手(22)が28日、大阪市の球団施設で契約更改交渉に臨み、100万円ダウンの年俸1600万円で来季契約にサインした。

シーズン中に2度、左手首を痛め、9月に手術を受けた。リーグ優勝の瞬間には立ち会えず、ポストシーズンも欠場。日本シリーズ第7戦で先頭打者本塁打を放った1年前とは大きな落差があった。

「悔しい気持ちはありました。今シーズンが終わるという選択だったので、来年に気持ちを向けてというか」と振り返った。

秋季キャンプでバットスイングも再開。来春のキャンプは全開でプレーできる予定だ。1軍を離れている間のトレーニングで体重が5キロ増えるなど、体全体が大きくなった。「このスーツもピチピチになりました。とにかく1軍でシーズン完走したい。今は二塁を頑張って取りにいきたいと思っています」と復活シーズンを見据えた。(金額は推定)